1961-06-01 第38回国会 衆議院 農林水産委員会 第45号
中金民主化の声が多年叫ばれてきたのです。その声にこたえたような改正とも受け取れるのでありますが、第一点は役員の選任の問題でございます。改正案によりますと、理事長及び監事は出資者総会において選任するということになっておりますが、副理事長及び理事をなぜ総会において選任しないのか、あるいはできないのか、その点について経済局長から明らかにしていただきたいと思います。
中金民主化の声が多年叫ばれてきたのです。その声にこたえたような改正とも受け取れるのでありますが、第一点は役員の選任の問題でございます。改正案によりますと、理事長及び監事は出資者総会において選任するということになっておりますが、副理事長及び理事をなぜ総会において選任しないのか、あるいはできないのか、その点について経済局長から明らかにしていただきたいと思います。
○芳賀委員 これ以上は議論になるが、なお、参考までに、この中金民主化のいわゆる農業団体を網羅した民主化協議会ですか、この民主化協議会は、役員選任方法については政府案と同じような意向を持っておったのですか。
○芳賀委員 ただ、先ほど言われた通り、昭和二十七年から今日に至るまで八年間も中金民主化を唱えて、荷見さんが先頭に立ってこられて、この理事長だけを総会で選べばいいという程度のこれで大成功だというふうには、ちょっと私たちには見られないものですから、その点だけをちょっと申し上げておきたいと思います。
先ほども農村金融の問題、組合金融の問題が出たのでありますが、中金民主化の問題については、その後どういうふうに進行しておるのでありますか。実際面においての中金の機能が強化されて行くのは、別案によつてなされておる。しかし、一般の全国の農業協同組合金融に参加しておる者はもちろんまた一般の事業団体におきましても、中金民主化の問題がやかましく論ぜられておつたことは、御承知の通りであります。